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2019.09.16
雨漏り 水戸市 笠間市 2019/9/16
皆様こんにちは。
株式会社イサカホーム、ガイソー水戸店の外部リフォーム担当のオノザトです。
先日の台風では茨城は農作物被害・一部地域の停電ぐらいと聞きましたが、千葉県は大変みたいですね…。
早期の復旧を願っております。
さて、今日のお題の『雨漏り』ですが、以前も違うブログで書きましたが、雨漏り補修は本当に難しい工事なので雨漏り事例として再度書かせていただきます。
笠間市のお客様ですが、以前から雨漏りにお悩みでした。
一時期は雨漏りしない時もあったようですが、また雨漏りが酷くなってきたので雨漏り補修のご依頼をいただきました。
和室の天井に雨染みがあり、雨の日に確認にお伺いするとポッタンポッタンと雨漏りしています。
雨漏りは早急に対処しなければ建物の劣化だけではなく、柱やボードにカビが生えてカビ菌を吸い込んで健康被害も起きてしまいます。
天井を張り替える方向でお話しを進め、さっそく既存の天井を解体して雨漏りの確認です。
天井の中にバルコニー防水の排水管が通っており、防水のドレン(写真の黒くて丸い部材)からの雨漏りが見受けられます。
バルコニーのドレンに水をかけ続ける散水試験を行い、ポタリポタリと漏水しているのを確認しました。
これで工事の内容が確定します。
バルコニー防水の再施工及び、ドレン改修になります。
既存のバルコニー防水とドレンです。
防水はFRP、ドレンは鋳物です。
FRPとドレンの間は本来密着してますが、経年劣化などにより隙間が開いてました。
FRPを電動工具を使い全面研磨、鋳物ドレンの出張っている箇所を平滑になるまで削ります。
その後、FRP専用の改修用ドレンを差し込み、FRP防水の再施工となります。
完了写真です。
以前は防水層とドレンが別々になってましたが、防水層とドレンが一体の仕上げになっております。
ゴミなどが引っ掛かる箇所がないので、水の流れもスムーズになります。
バルコニー防水完了後、再度散水試験を行い、雨漏りが止まったことを確認して、天井を上げます。
今回は雨漏りしていた箇所を定期的に確認できるように点検口を設けました。
今回は比較的簡単に雨漏り箇所を発見でいましたが、1日がかりでも見つからないケースも多々あります。
まだ9月半ば…まだまだ台風の影響なども考えられます。
雨漏りは早期発見・早期補修が大切です。
漏ってきたね~笑 ではなく、早く直しましょう!!
今日もありがとうございます。
株式会社イサカホーム
ガイソー水戸店
一級建築塗装技能士
二級建築施工管理技士
小野里 和宣